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Notionスケジュール管理の作り方|案件・会議・タスクを一つの予定表にする

2026年6月5日

10分で読めます

Notionでスケジュール管理を作る方法を、スケジュールDB、タスクDB、プロジェクトDB、会議DB、カレンダー、タイムライン、Googleカレンダーとの使い分けまで解説します。

Notion
スケジュール管理
カレンダー
タイムライン
タスク管理
業務DB
助手
助手

Notionでスケジュール管理をしたいです。カレンダーDBを作れば十分ですか。

博士
博士

予定だけなら十分なこともある。ただし、案件、タスク、会議、作業時間まで全部を1つのカレンダーDBに入れると、すぐ読みにくくなる。何のスケジュールかを分けるのが先じゃ。

Notionでスケジュール管理を作る方法は、いくつもあります。

カレンダービューを作る。タスクに期限を入れる。プロジェクトをタイムラインで見る。Notionカレンダーに接続する。Googleカレンダーと併用する。

形だけなら、すぐに作れます。

ただし、実務で問題になるのは、カレンダーの作り方ではありません。

問題になるのは、予定、作業、案件、会議が混ざることです。

  • 会議予定と作業期限が同じカレンダーに並び、何をすべきか分からない
  • 案件全体の期間と、個別タスクの期限が同じ粒度で表示される
  • GoogleカレンダーにもNotionにも同じ予定を手入力している
  • 会議は入っているが、事前準備タスクがない
  • タスク期限はあるが、作業時間が確保されていない
  • 予定変更の理由が残らない
  • 週次会議でカレンダーを見ても、遅れや判断待ちが分からない

Notionスケジュール管理は、予定を1つのカレンダーに集めることではなく、案件、タスク、会議、作業時間を分けて、カレンダー、タイムライン、週次ビューで見られる業務DBとして設計する のが実務向けです。

この記事では、Notionで管理するスケジュールの種類、カレンダーDBとタスクDBを分ける理由、必要な日付プロパティ、Googleカレンダーとの使い分け、会議と作業時間の分離、運用が崩れる失敗例を整理します。

Notionスケジュール管理を、プロジェクトDB、タスクDB、会議DB、スケジュールDB、カレンダー、タイムラインへつなぐ構成図

先に結論:スケジュールの種類を分ける

Notionでスケジュール管理を作るなら、最初に予定の種類を分けます。

全部を1つのカレンダーDBに入れると、すぐに見づらくなります。

種類 Notionでの置き場所
案件スケジュール 導入期間、制作期間、キャンペーン期間 プロジェクトDB、タイムライン
作業スケジュール 資料作成、レビュー、公開作業 タスクDB
会議予定 定例会、顧客打ち合わせ、社内レビュー 会議DB、カレンダー
締切 提出日、公開日、検収日 タスクDB、プロジェクトDB
作業時間 集中作業、準備時間、確認時間 カレンダー
定例業務 月次処理、週次確認、定期レポート 定例タスクDB

「いつ何があるか」を見たいのか。

「いつ何を終えるべきか」を見たいのか。

「いつ誰が作業するか」を見たいのか。

この違いでDBを分けます。

Notionタイムラインの使い方

カレンダーDBとタスクDBを分ける理由

スケジュール管理でよくある失敗は、カレンダーDBにすべてを入れることです。

予定、タスク、会議、締切、メモを全部同じDBに入れると、入力は簡単ですが、後から使いにくくなります。

混ぜるもの 起きる問題
会議とタスク 会議予定なのか作業期限なのか分からない
案件期間と作業期限 粒度が違い、タイムラインが読みにくい
作業時間と締切 時間確保と納期が混ざる
個人予定とチーム予定 共有範囲が難しくなる
社内予定と顧客予定 外部共有が危険になる

おすすめは、次のように分けることです。

DB 役割
プロジェクトDB 案件や施策の全体期間を見る
タスクDB 実際に完了すべき作業を管理する
会議DB 会議予定、議題、議事録を管理する
定例タスクDB 毎週、毎月発生する作業を管理する
スケジュールビュー 各DBの日付をカレンダーやタイムラインで見る

DBを分けると、リンクやリレーションが必要になります。

それでも、業務で使うなら分けた方が安全です。

Notionプロジェクト管理の作り方

必要な日付プロパティ

スケジュール管理では、日付プロパティの意味を分けます。

最低限、次の項目を検討します。

プロパティ 使うDB 用途
開始日 プロジェクトDB、タスクDB いつ始めるか
終了日 プロジェクトDB、タスクDB いつ終える予定か
期限 タスクDB いつまでに完了するか
会議日時 会議DB いつ集まるか
レビュー日 プロジェクトDB、タスクDB いつ確認するか
公開日 プロジェクトDB、タスクDB 外部に出す日
次回確認日 タスクDB 保留や確認待ちを見直す日

開始日と終了日は、作業期間を表します。

期限は、守るべき締切を表します。

会議日時は、集まる予定を表します。

この3つを混ぜないことが重要です。

たとえば、6月10日締切のタスクがあるとします。

6月10日にカレンダー表示されるだけでは、6月9日までに作業時間が取れているか分かりません。

期限だけでなく、開始日や作業予定も見る必要があります。

カレンダー・タイムライン・週次ビュー

Notionのスケジュール管理では、複数のビューを使い分けます。

ビュー 見るもの
カレンダー 日付ごとの予定、会議、締切
タイムライン 案件期間、作業期間、重なり
今週ビュー 今週動かすタスク、会議、確認事項
期限切れビュー 期限超過のタスク
確認待ちビュー 確認者が見るべきタスク
月次ビュー 月単位の締切、定例、レビュー

Notion公式のタイムラインヘルプでは、日、週、月、年などの単位で時系列表示できることが説明されています。

Notion公式ヘルプ:タイムラインビュー

スケジュール管理では、カレンダーだけでなく、タイムラインも使います。

カレンダーは日付単位に強いです。

タイムラインは期間と重なりに強いです。

週次ビューは、運用に強いです。

判断 向いているビュー
今日何があるか カレンダー
今週何を終えるか 今週ビュー
どの案件が重なっているか タイムライン
何が遅れているか 期限切れビュー
誰が確認するか 確認待ちビュー

ビューは、見た目ではなく判断ごとに作ります。

Googleカレンダーとの使い分け

Notion公式ガイドでは、NotionカレンダーはGoogleカレンダーと同期でき、Notionデータベースの日付付き項目をカレンダー上に表示できると説明されています。

Notion公式ガイド:Notionカレンダーの使い方

ただし、NotionとGoogleカレンダーの役割は分けた方がよいです。

ツール 向いていること
Notion 案件、タスク、議事録、完了条件、関連情報
Notionカレンダー Notion DBの日付付き項目と予定の接続
Googleカレンダー 会議招待、参加者、空き時間、外部予定

会議招待や外部参加者の調整は、Googleカレンダーが強いです。

タスクの完了条件、関連議事録、案件との紐づけは、Notionが強いです。

そのため、会議予定はGoogleカレンダーで扱い、関連するNotionページや会議DBにリンクする設計が現実的です。

Notionだけに閉じる必要はありません。

重要なのは、同じ予定を二重入力しないことです。

会議と作業時間の分離

スケジュール管理では、会議と作業時間を分けます。

会議が入っているだけでは、仕事は進みません。

会議前の準備、会議後の対応、確認依頼、資料修正の時間が必要です。

会議 関連して必要な作業
顧客定例 事前資料作成、議事録、宿題対応
社内レビュー レビュー依頼、差し戻し対応
採用面談 候補者確認、評価入力、次回調整
月次会議 数値集計、報告作成、決定事項管理

会議DBには、議題、参加者、関連プロジェクト、関連タスクを持たせます。

タスクDBには、会議前後に必要な作業を持たせます。

Notion議事録の作り方

この2つを分けると、会議が予定表にあるだけで、準備タスクがないという状態を防げます。

運用が崩れる失敗例

Notionスケジュール管理が崩れるパターンは、かなり決まっています。

失敗 原因
カレンダーが予定で埋まりすぎる 予定、タスク、締切を分けていない
期限だけ見て遅れる 作業開始日やレビュー日がない
会議後の宿題が消える 会議DBとタスクDBがつながっていない
Googleカレンダーと二重管理になる 役割分担が決まっていない
週次会議で使われない 今週ビューや期限切れビューがない
外部共有が危険 社内予定と顧客予定が混ざっている

解決策は、予定表を複雑にすることではありません。

DBを分け、見るビューを決め、週次で更新することです。

見るタイミング 確認するビュー
毎朝 今日の予定、今日のタスク
週次会議 今週期限、期限切れ、確認待ち
月次会議 月間予定、定例業務、案件期間
案件会議 プロジェクトタイムライン、関連タスク

Notionのスケジュール管理は、会議で更新されて初めて使える予定表になります。

まとめ

Notionでスケジュール管理を作るなら、最初に予定の種類を分けます。

案件スケジュール、作業スケジュール、会議予定、締切、作業時間、定例業務は、同じように見えて役割が違います。

カレンダーDBに全部を入れるのではなく、プロジェクトDB、タスクDB、会議DB、定例タスクDBを分けます。

日付プロパティも、開始日、終了日、期限、会議日時、レビュー日、公開日、次回確認日を分けて考えます。

カレンダーは日付ごとの予定を見る画面、タイムラインは期間と重なりを見る画面、週次ビューは運用する画面です。

Googleカレンダーとは役割を分け、会議招待や外部予定はGoogleカレンダー、業務情報と完了条件はNotionに置くのが現実的です。

Notionスケジュール管理の目的は、予定を1つのカレンダーに集めることではありません。

案件、タスク、会議、作業時間をつなげ、週次で遅れと確認待ちを直せる状態にすることです。

Notionシステム設計支援

Notionの予定表を業務システムとして設計します

予定を並べるだけでなく、作業、会議、案件、レビューがつながる運用に整えます。

著者
守高 成悟
守高 成悟

代表取締役 CEO

千葉県出身。10歳の頃からプログラミングを始め、ゲーム、Webサイト、ロボット、スマホアプリなどを制作。大阪大学基礎工学部情報科学科で情報工学と統計学を学び、大学時代はAIを研究。大学在学中にWeb広告代理店でのインターンや人材系Webサービスの立ち上げを経験し、卒業後はフリーランスエンジニアとしてGISシステム、データ基盤構築、Webシステムの開発に従事。10年以上のWebアプリ開発・データ分析経験を基に、2023年9月に株式会社ビットライトを設立し、現場業務の仕組み化からデータ基盤構築、データ活用支援までを一気通貫で支援。

運営会社
株式会社ビットライト
株式会社ビットライト

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