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NotionにYouTubeを埋め込む方法|動画マニュアルを業務ページに整理する

2026年6月6日

11分で読めます

NotionにYouTubeを埋め込む方法を、動画ブロックの使い方だけでなく、動画マニュアルDB、視聴確認、FAQ、公開範囲、更新期限、社内研修での運用まで解説します。

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社内研修
ナレッジ管理
助手
助手

NotionにYouTubeを埋め込めば、社内マニュアルとして使えますか。

博士
博士

動画を貼るだけでは、マニュアルとしては弱い。要点、手順、対象者、FAQ、視聴確認、更新期限をNotion側に持たせると、業務で使えるページになる。

NotionにYouTubeを埋め込むこと自体は難しくありません。

動画URLを貼る。Videoブロックや埋め込みブロックを使う。ページ内で動画を再生できるようにする。

Notion公式ヘルプでも、VideoブロックでYouTubeやVimeoなどの動画を埋め込めること、また埋め込みブロックで外部コンテンツをNotionページに置けることが説明されています。

Notion公式ヘルプ:Writing and editing basics

Notion公式ヘルプ:Embeds, bookmarks & link mentions

ただし、会社で使う場合の問題は、動画を埋め込めるかどうかではありません。

問題になるのは、次のような状態です。

  • 動画だけ貼られていて、見る前に要点が分からない
  • 誰向けの動画か分からない
  • 古いUIや古い業務ルールの動画が残っている
  • 限定公開動画を、広く共有されたNotionページに置いている
  • 視聴確認が口頭やSlackだけで流れていく
  • 動画への質問がコメント、Slack、会議で散らばる
  • 動画が正しいのか、Notion本文が正しいのか分からない

NotionのYouTube埋め込みは、動画を置く機能ではなく、動画を業務手順・FAQ・確認状態に結びつけるための部品 として使うべきです。

この記事では、NotionにYouTubeを埋め込む方法を、操作手順だけでなく、動画マニュアルDB、視聴確認、FAQ、公開範囲、更新期限、社内研修での使い方まで整理します。

YouTube動画をNotionの動画マニュアルページ、補足手順、FAQ、視聴確認DB、更新期限、権限確認へつなぐ構成図

先に結論:動画だけを埋め込まない

NotionにYouTubeを埋め込むなら、動画だけを置かない方がよいです。

最低限、次の要素を同じページに置きます。

要素 Notionに置く理由
3行要約 動画を見る前に内容を判断できる
対象者 新人、営業、管理者など、誰が見る動画か分かる
前提条件 アカウント、権限、対象システムを確認できる
手順チェックリスト 動画を見ながら作業を確認できる
FAQ よくある質問を動画外で検索できる
視聴確認 誰が見たか、理解したかを管理できる
更新期限 古い動画を放置しない

YouTubeは、動画の再生に向いています。

Notionは、動画の文脈、要点、検索、確認、更新責任を管理する場所に向いています。

受講完了、テスト、修了証明、厳密なログが必要な研修は、Notionだけで完結させない方がよいです。その場合はLMSや人事システムを使い、Notionは案内ページや補足マニュアルにします。

動画埋め込みでできること

Notionで動画を扱う方法は、大きく2つあります。

方法 向いている用途 注意点
Videoブロック YouTubeやVimeoなどの動画をページ内で見せる 動画元の公開設定は別途確認する
Embedブロック 外部URLをNotionページに埋め込む サービス側の埋め込み可否に依存する

Notion公式ヘルプでは、/ メニューからブロックを追加でき、Videoブロックでは動画ファイルのアップロードやYouTubeなどからの埋め込みができると説明されています。

また、埋め込みブロックでは、URLを入力して外部コンテンツをページに表示できます。

ただし、埋め込みは表示です。

動画の権限管理、視聴履歴、字幕、コメント、公開範囲は、YouTube側の設定にも依存します。

Notionで管理しやすいこと YouTube側で管理すること
動画の要点、手順、FAQ 動画ファイル、再生、字幕
対象者、関連業務、関連ページ 公開、限定公開、非公開などの設定
視聴確認、確認コメント チャンネル、プレイリスト、動画URL
更新期限、責任者 動画そのものの差し替え

この分担を先に決めておくと、Notionページが単なる動画置き場になりません。

YouTubeを埋め込む手順

NotionにYouTubeを埋め込む基本手順は、次の通りです。

手順 作業 確認すること
1 Notionで動画マニュアル用ページを作る ページの閲覧範囲
2 ページに3行要約と対象者を書く 見るべき人が分かるか
3 YouTube URLを貼る 埋め込み表示になるか
4 必要ならVideoブロックやEmbedブロックを選ぶ ページ内で再生できるか
5 手順チェックリストを追加する 動画を見ながら作業できるか
6 FAQと問い合わせ先を書く 質問が散らばらないか
7 更新期限と責任者を設定する 古い動画を棚卸しできるか

操作だけなら、YouTubeのURLをNotionページに貼るだけで済むこともあります。

しかし、業務ページとして使うなら、URLを貼る前にページ構成を決めます。

おすすめの順番は、動画を先に置くのではなく、次のようにNotion側の骨組みを先に作ることです。

ページ内の順番 内容
1 この動画で分かること
2 対象者と前提条件
3 YouTube動画
4 作業チェックリスト
5 よくある質問
6 視聴確認、コメント
7 更新責任者、更新期限

動画を見ないと何も分からないページは、検索にも引っかかりにくく、後から確認しにくいです。

Notion本文に要点と手順を残しておくと、動画を見る時間がない人でも最低限の確認ができます。

動画マニュアルのページ構成

動画マニュアルを増やすなら、1ページずつバラバラに作るより、動画マニュアルDBにした方が管理しやすくなります。

プロパティ 目的
タイトル タイトル 動画マニュアル名
動画URL URL YouTube動画へのリンク
業務カテゴリ セレクト 営業、経理、採用、システムなど
対象者 マルチセレクト 新人、管理者、外部パートナーなど
視聴状態 ステータス 未視聴、視聴中、確認済み
確認者 ユーザー 理解確認や更新確認をする人
更新期限 日付 見直しタイミング
関連手順 リレーション 手順書DBやFAQ DBとつなぐ
公開範囲 セレクト 社内、特定チーム、外部共有可

ページ本文には、動画そのものだけでなく、検索できるテキストを残します。

本文に置くもの 理由
この動画で分かること 見る前に判断できる
作業前の準備 権限やアカウント不足を防ぐ
手順チェックリスト 動画を見ながら作業できる
つまずきやすい点 FAQ化しやすい
関連ページ 手順書、申請、問い合わせ先へつなげる

Notionに向いているのは、軽い社内マニュアル、操作説明、FAQ、研修前後の補足です。

一方で、受講履歴の厳密な保存、テスト、修了証明、監査が必要な研修は、Notionだけで管理しない方がよいです。

視聴確認とFAQ

動画マニュアルでよく抜けるのが、視聴確認とFAQです。

動画を置いただけでは、誰が見たのか、理解したのか、質問がどこに残ったのか分かりません。

軽い運用なら、動画マニュアルDBに次のプロパティを追加します。

プロパティ
視聴状態 未視聴、視聴済み、要確認
視聴者 対象メンバー、または部署
確認コメント 分からなかった点、補足
FAQ化 FAQに反映済み、未反映
次回確認日 1週間後、月末、研修終了後

個人ごとの視聴状況を厳密に管理したい場合は、動画マニュアルDBとは別に「視聴ログDB」を作る方法もあります。

DB 持たせる情報
動画マニュアルDB 動画、要点、対象者、更新期限
視聴ログDB 視聴者、視聴日、確認状態、コメント
FAQ DB 質問、回答、関連動画、更新状態

ただし、小さなチームで最初からDBを分けすぎると、入力が続きません。

最初は動画マニュアルDBに「確認コメント」と「FAQ反映状態」を持たせ、件数が増えたら視聴ログDBやFAQ DBに分ける方が現実的です。

公開範囲の注意

YouTube埋め込みで一番注意すべきなのは、Notionページの共有範囲と、YouTube動画の公開設定が別物であることです。

Notionページを社内だけにしていても、YouTube動画自体が広く見られる設定なら、URLを知っている人が見られる可能性があります。

逆に、Notionページを外部共有していても、動画側の権限で再生できないことがあります。

Notion公式ヘルプでは、ページやワークスペースの共有、権限設定を分けて管理する考え方が説明されています。

Notion公式ヘルプ:Sharing & permissions

動画マニュアルでは、次を確認します。

確認項目 見ること
Notionページの閲覧範囲 社内、チーム限定、外部ゲスト、Web公開
Notionページの編集権限 誰が本文やDBを編集できるか
YouTube動画の公開設定 公開、限定公開、非公開など
子ページと関連DB 余計な社内情報が見えていないか
コメントと添付 内部メモが外部に見えていないか

社外パートナーや顧客に見せる動画は、社内研修動画と同じDBに混ぜない方が安全です。

外部共有用の動画マニュアルDBを分けるか、少なくとも「公開範囲」「外部共有可」「社内メモ」をプロパティで分けます。

更新期限

動画マニュアルは、古くなると危険です。

特に、SaaSの画面操作、社内システム、申請手順、セキュリティルールは変わります。

古い動画が残ると、誤った手順が教育されます。

Notion側には、更新期限と責任者を必ず持たせます。

項目
更新責任者 情シス、業務責任者、マニュアル担当
更新期限 3か月後、半期ごと、制度変更時
最終確認日 最後に内容を確認した日
更新理由 UI変更、手順変更、質問増加
廃止条件 使われていない、別動画に統合、システム廃止

更新期限が近い動画だけを表示するビューを作ると、棚卸ししやすくなります。

ビュー フィルター
更新期限切れ 更新期限が今日以前
外部共有中 公開範囲が外部共有可
FAQ未反映 FAQ化が未反映
新人研修用 対象者に新人を含む

動画マニュアルは、公開した瞬間より、半年後に正しい状態で残っているかが重要です。

社内研修での使い方

NotionとYouTubeは、軽い社内研修の入口として使いやすい組み合わせです。

ただし、研修の目的によって、Notionで足りる範囲と別ツールが必要な範囲を分けます。

研修の種類 Notionでよい範囲 別ツールを検討する範囲
新人向け操作説明 動画、要点、FAQ、確認コメント テスト、修了証明
社内システム手順 手順チェック、更新期限、問い合わせ先 操作ログ、権限申請
営業ロールプレイ 参考動画、チェック観点、フィードバック 評価記録、成績管理
外部パートナー向け説明 共有用動画、確認事項 契約情報、個人情報

社内研修ページでは、次の順番で見せると使いやすくなります。

順番 内容
1 研修の目的
2 対象者と前提条件
3 視聴する動画
4 作業チェックリスト
5 確認問題や確認コメント
6 FAQ
7 次に読むページ

Notion AIを使う場合は、動画そのものを正確に理解している前提にしない方がよいです。

AIに任せるなら、動画の説明文、Notion本文、FAQ、確認コメントの要約や整理までです。

最終的な研修内容、権限範囲、公開可否、更新判断は、人が確認します。

まとめ

NotionにYouTubeを埋め込む操作は簡単です。

しかし、動画を貼るだけでは、社内マニュアルや研修ページとしては弱いです。

Notion側に、要点、対象者、前提条件、手順チェックリスト、FAQ、視聴確認、更新期限、公開範囲を持たせます。

YouTubeは動画の再生場所、Notionは動画を業務手順と確認に結びつける場所として分けます。

視聴履歴やテスト、修了証明が必要なら、Notionだけで完結させず、LMSや人事システムも検討します。

NotionのYouTube埋め込みは、動画を置くためではありません。

動画を、検索できる手順、確認できる研修、更新されるナレッジに変えるための入口です。

Notionシステム設計支援

Notionを使った社内マニュアル・研修DBを設計します

動画を貼るだけで終わらせず、対象者、権限、確認状態、更新責任まで含めて、業務に残るナレッジDBとして設計します。

著者
守高 成悟
守高 成悟

代表取締役 CEO

千葉県出身。10歳の頃からプログラミングを始め、ゲーム、Webサイト、ロボット、スマホアプリなどを制作。大阪大学基礎工学部情報科学科で情報工学と統計学を学び、大学時代はAIを研究。大学在学中にWeb広告代理店でのインターンや人材系Webサービスの立ち上げを経験し、卒業後はフリーランスエンジニアとしてGISシステム、データ基盤構築、Webシステムの開発に従事。10年以上のWebアプリ開発・データ分析経験を基に、2023年9月に株式会社ビットライトを設立し、現場業務の仕組み化からデータ基盤構築、データ活用支援までを一気通貫で支援。

運営会社
株式会社ビットライト
株式会社ビットライト

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