中小企業マーケデータ整備室 > 広告費・問い合わせ・商談をLooker Studioで週次可視化する方法
2026年6月2日
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広告費、問い合わせ数、商談数をLooker Studioで週次可視化する前に、データソース、指標、更新ルールをどう整理するかを解説します。
Looker Studioで広告レポートを作れば、マーケの成果は見えるようになりますか?
広告だけなら見えます。ただ、問い合わせや商談までつながらないと、事業判断にはまだ弱いです。
中小企業のマーケレポートでは、最初から高度な分析を作る必要はありません。
まずは、次の数字を週次で見られる状態にするだけでも十分です。
| 指標 | 見る目的 |
|---|---|
| 広告費 | どれだけ投下したか |
| クリック数 | 集客量が増えているか |
| 問い合わせ数 | 接点が増えているか |
| 商談数 | 営業につながっているか |
| 商談化率 | 問い合わせの質が上がっているか |
| CPA | 問い合わせ1件あたりの費用 |
| 商談CPA | 商談1件あたりの費用 |
広告CVだけで止めず、問い合わせ後の商談まで同じ週で見る ことが大事です。
Looker Studioは、Google Sheetsなどのデータソースにつないでレポートを作れます。
公式ドキュメントでも、レポート作成時にはデータソースを選び、グラフや表へ配置する流れが説明されています。
実務では、まず次のようにデータソースを分けます。
| データ | 置き場の例 |
|---|---|
| 広告費・クリック | Google広告、Meta広告、広告CSV |
| 問い合わせ | フォーム送信ログ、Google Sheets |
| 商談 | CRM、営業管理シート |
| 売上 | 会計、販売管理、受注管理 |
最初から全部を自動連携しなくてもよいです。まずはGoogle Sheetsに週次集計を置き、Looker Studioから読み込むだけでも始められます。
最初からBigQueryまで入れなくてもいいんですか?
データ量や要件が軽いなら、最初はGoogle Sheetsで十分です。ただし、列名と更新ルールは最初に整えましょう。
Looker Studioに渡す前に、週次で集計しやすい表を作ります。
たとえば次のような列です。
| 週 | 媒体 | 広告費 | クリック | 問い合わせ | 商談 | 受注 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-06-01週 | Google広告 | 50000 | 1200 | 8 | 3 | 1 |
| 2026-06-01週 | Meta広告 | 30000 | 900 | 5 | 1 | 0 |
ここで大事なのは、週、媒体、指標名をそろえることです。
Looker Studioで見やすくする前に、表をレポートしやすい形に整える ことが必要です。
最初のダッシュボードは、次の5ブロックで足ります。
グラフを増やしすぎると、毎週の会議で何を見ればいいか分からなくなります。
最初は、意思決定に使う数字だけに絞りましょう。
週次レポートに生成AIを使うなら、Looker Studio内で無理に文章を作るより、Google Sheets側にコメント列を作る方が扱いやすいです。
たとえば、次のようなコメントを残します。
数字の可視化だけでなく、毎週の見解も残せると便利ですね。
そうです。数字、見解、次アクションが残ると、レポートが報告資料ではなく改善の道具になります。
Looker Studioでマーケデータを可視化するときは、グラフ作成から始めない方がよいです。
先に次を決めましょう。
マーケダッシュボードは、きれいなグラフではなく、次の判断を早くするための仕組み と考えると作りやすくなります。
千葉県出身。10歳の頃からプログラミングを始め、ゲーム、Webサイト、ロボット、スマホアプリなどを制作。大阪大学基礎工学部情報科学科で情報工学と統計学を学び、大学時代はAIを研究。大学在学中にWeb広告代理店でのインターンや人材系Webサービスの立ち上げを経験し、卒業後はフリーランスエンジニアとしてGISシステム、データ基盤構築、Webシステムの開発に従事。10年以上のWebアプリ開発・データ分析経験を基に、2023年9月に株式会社ビットライトを設立し、現場業務の仕組み化からデータ基盤構築、データ活用支援までを一気通貫で支援。