中小企業マーケデータ整備室 > GA4とGoogle広告を連携して広告オーディエンスを作る手順
2026年6月2日
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GA4のイベントをもとにGoogle広告のオーディエンスを作る前に、何を計測し、どのイベントを広告に使い、どこで確認するかを整理する実務ガイドです。
GA4とGoogle広告を連携すれば、すぐにターゲティング広告が出せるんですか?
連携だけでは足りません。広告に使える行動をGA4でイベントとして取れていて、そのイベントをもとにオーディエンスを作れる状態にする必要があります。
GA4とGoogle広告をつなぐ前に、最初に決めるべきなのはツール設定ではありません。
どの行動をした人を、次の広告対象にしたいのか を決めることです。
たとえば、中小企業のWebサイトなら次のような候補があります。
| オーディエンス候補 | 見る行動 |
|---|---|
| サービスページを見た人 | サービス詳細ページの閲覧 |
| CTAを見た人 | 資料請求や相談CTAの表示 |
| フォームに進んだ人 | 問い合わせフォームの表示 |
| 相談意欲が高い人 | CTAクリック、フォーム開始、特定ページの複数閲覧 |
ここを決めずにイベントを増やすと、後から「結局どれを広告に使えばいいのか」が分からなくなります。
Google広告のオーディエンスに使うには、GA4側で対象のイベントが発生している必要があります。
確認する順番は次の通りです。
公式ヘルプでも、GA4のイベントやキーイベントは測定・広告活用の土台として扱われています。
イベント名は後から変えても大丈夫ですか?
できれば最初に決め切りましょう。広告、レポート、社内説明で同じ名前を使うので、途中で変えると確認が面倒になります。
GA4のイベントが確認できたら、管理画面からGoogle広告とリンクします。
ざっくりした流れは次の通りです。
リンク自体の詳細は公式ヘルプを確認した方が安全です。
GA4のオーディエンスでは、イベント名やページ条件を使ってユーザーを定義できます。
軽く始めるなら、最初は次の3つで十分です。
| オーディエンス | 条件例 | 使い道 |
|---|---|---|
| サービス関心層 | サービスページ閲覧 | 再訪広告 |
| CTA接触層 | CTA表示、CTAクリック | 検討層向け広告 |
| フォーム接触層 | フォーム表示、フォーム開始 | 相談直前層の分析 |
最初から細かく分けすぎず、広告改善に使える3分類から始める のが現実的です。
GA4とGoogle広告の連携は、広告を出すための入口でしかありません。
実務では、次の確認が必要です。
広告側だけ見ても、商談につながったかは分からないんですね。
そうです。広告、フォーム、CRM、商談データまでつなぐと、広告の改善判断がかなり強くなります。
GA4とGoogle広告の連携は、設定作業だけでなく、イベント設計と運用設計が大事です。
まずは次の順番で進めましょう。
広告オーディエンスは、タグ設定ではなく「どの行動を見込み度として扱うか」の設計から始まる と考えると失敗しにくくなります。
千葉県出身。10歳の頃からプログラミングを始め、ゲーム、Webサイト、ロボット、スマホアプリなどを制作。大阪大学基礎工学部情報科学科で情報工学と統計学を学び、大学時代はAIを研究。大学在学中にWeb広告代理店でのインターンや人材系Webサービスの立ち上げを経験し、卒業後はフリーランスエンジニアとしてGISシステム、データ基盤構築、Webシステムの開発に従事。10年以上のWebアプリ開発・データ分析経験を基に、2023年9月に株式会社ビットライトを設立し、現場業務の仕組み化からデータ基盤構築、データ活用支援までを一気通貫で支援。